CE Linux Forum Technical Jamboree #15

「CE Linux Forum Technical Jamboree #15」行ってきました!

 http://tree.celinuxforum.org/CelfPubWiki/JapanTechnicalJamboree15

前半はOLSのレポートでした。
昨年のレポートも聞く機会がありましたが、参加したエンジニアのみなさんは、
今回、さらに具体的で大きな手応えをもって帰ってきたことが伝わりました。
冒頭で上田さんから、そういった役割の変化をうまく説明されていました。

 ・1年目は「Cool!」
 ・2年目は「一緒にやろうよ!」
 ・3年目の今年は日本の技術、特に組み込みソフトウェア技術に対して
  極めて高い関心を呼ぶ。広範に渡る支援がコミュニティから寄せられる。

今日のイベントの発表もそうだが、patch投稿のお作法や、
メーリングリストの読み方、情報の取り方など、いかにカーネル開発に
飛び込むかのところに興味が移ってきている。

Linuxの共有ライブラリを勉強しましたが、こんな理解であってます?」
ってセッションも面白かった。
LightningSessionや、patchレビューも行われ、全体を通して、
ものすごく充実した内容でした。
ちなみに、仕事でそのまま使える「!」ってキーワードがいくつかありました。
テクニカルジャンボリー、おそるべし。


日本の文化がオープンソースコミュニティに溶け込むにはいろいろな
壁がありますが、みんなそういった障壁を乗り越えてきている。
先に切り開いてくれる先駆者もたくさんでてきた。
CELFの果たした役割が非常に大きいし、これを生で感じ取れる
このイベントはすごく貴重だと思います。

こういった動きの中で、近い将来、企業も開発スタイルの革新を
感じることになる。できれば、その潮流を作る側でありたいです。


ついでに、個人的な挑戦について。
いつもCELFからは、教えてもらってばかりなので、個人的に
何かやってみようと思って、CELF-wikiにイベントのメモをアップ
させて頂いてます。
今回は、より、現場の熱い雰囲気を行動で伝えてみようと思い、
現場でできたてホヤホヤのメモをWikiにアップするという荒業に挑戦してみました。
帰りの新幹線でまとめてましたが、かなりつっこみどころのあるメモです。。
いつもは、まとめたレポートが、英訳される(さらに完成度が上がって!)
というフィードバックをもらってますが、どんな反応が返ってくることやら。
#これもコミュニティの楽しみ方の一つ?

Satさん、CELFのみなさま、本日もありがとうございました!