AgileJapan2010:DAY2-ワークショップ4B「職場に持ち帰るまでがAgile Japan!明日から実践するための『持ち帰り型』ワークショップ」

大阪の某システム会社同期5人が、休日に集まってはじめた勉強会、それがこのワークを担当したOSN(Osaka Study Network)です。

AgileJapanは、全国の企業、社内研究会や、技術系コミュニティが事例や取り組みを持ち込んで発表する場です。Agileについての研究をしているコミュニティはたくさんありますが、今回、特に若手が元気に活動しているということで、このOSNにワークショップを依頼しました。
現場でAgileに取り組むには、若手を巻き込むのが一番良いと考えてます。
OSNのメンバーが、AgileJapanを考える場を作ってもらうことで、参加者のみなさんにもいろいろと発見があるのではないか、と思ったのが私のねらいです。

当日になってみて、不安はまったくありませんでした。
裏づけになったのは、彼らが準備にかけた時間と熱意。
実は、AgileJapanに来るまでに、大阪で5回以上の集会、2回のワークショップをやっていました。平日も、メールのやりとりはもちろん、仕事から帰宅したらSkypeを立ち上げて、いつでも意見交換できるようにしていたとの徹底ぶり。

ワークショップの内容も、AgileJapanの充実したセッションをいかに共有し、現場での実践に落とし込むかをよく考えた内容でした。
テーマは、「私は、現場で○○をします!」という宣言を導くというもの。
ディスカッションを活性化させるため、自分のキャリアの中で成長するきっかけになったエピソードを書くカードを作って、それを現場の若手にどう伝えるかを工夫するような仕掛けも組み込まれていました。

参加者のみなさんも、AgileJapanで得たこととを、自分の現場でうまく伝えていくための場作りについて、じっくり考える機会になったのではないかと思います。

OSNメンバーの今後の成長にも期待しています。
ありがとうございました!