GDD2010:Google エンジニアの日常
Google エンジニアの日常
山内 知昭
山内さん
- Googleのソフトウェアエンジニア
- 2年前に入社
- Web検索関連の仕事をやってる。
どんな仕事してるの?
- 仕事の種類
-
- エンジニアが発想、設計、実装、launch
- 最初から最後まで関わる。
- エンジニアが発想、設計、実装、launch
どんなマシンを使っているの?
- 占有マシン
- ラップトップ
- デスクトップ
- データセンター上のVirtual Workstationを換わりに持っている人もいる。
- 大きなディスプレイ:30インチが標準
- 共有
- 世界中のデータセンターを使える。ほんとに使える。
ビルド
- ビルドは内製のビルドツールがある。
- 自動的に分散ビルド・分散テスト
ジョブ実行
仕事の進め方
- 体制
- 世界中から開発に参加
- ロダクト単位のコアチームの構成
- ある程度地理的な配置を考慮。
- VCでつないでチームミーティング
- 時差があるとさすがにしんどい
- 個々のプロジェクトは少人数(1〜数人)
- FtoFコミュニケーションは重要
- 必要に応じて出張して開発
- メール中心で、チャットを使う人もいる。
- グループウェア(カレンダー、バグトラッカー)
- 英語です
- 日本人同士なら日本語で話すが、読み書きは英語です。
- ダメな英語でも許してくれます。
- 話すのはともかく、聞けないとしんどい。
ローンチプロセス
- 確認項目
- クオリティ
- インパクトは十分か
- セキュリティ
- リソースは足りてるか
- メンテナンスできるか
- 法律に違反してないか
- 関連チームへの確認
- などなど
- エンジニアが主体的に関わっていく範囲は広い
個人と組織
- 好きな仕事ができてるか?
- 半分Yesで半分No
- Noの理由
- コアメンバーになるには、コアチームがいないとしんどい
- 他のエンジニアのサポートがないとしんどい
- Yesの理由
- 20% Projectなら比較的自由にプロジェクトを選べる
- Full-time projectでも課題発見・解決は最良の範囲
- 親切な人や使えるリソースが多い
仕事以外の職場環境
- オフィスに来るのが楽しくなる仕掛け
- 食事、お菓子や飲み物が無料
- オフィスデコレーション、遊具、マッサージ
- 各種クラブ(カメラやグルメ、スポーツ、ダンス・・・)
- Google日本だけで55のクラブ活動があるそうです。
- チームの絆を深める仕掛け
- 仕事中のおしゃべりはOK。休憩自由
- 各種イベント、オンサイト・オフサイトミーティング
- ハッカソンもやってる
ワークライフバランス
- 仕事時間の裁量は自由度が高い
- 海外とやりとりすることがあると、朝早く、夜遅くにシフトしてる人もいる
- 有給のほかに疾病休暇もあるので、
- もしものために有給を残しておくとかの心配はいらない
- 1週間まとめて休んで家族旅行とか普通。
- 父親は育休(4週間)とれる。
- 休みは取りやすい雰囲気です。
採用活動
- エンジニアの採用は、エンジニアの大事な仕事
- エンジニアが見て、「これは!」と思えば、面接へ。
- 電話面接。オンサイト面接
- 人事や管理職ではなく、現場のエンジニアが面接。
- ホワイトボードにコードを書くことも。
- 面接官は合否の判断と、その客観的理由をレポートする。
- 必要なもの
- 英語はできないと入った後しんどい
- 山内さんはあまりできなかったが、入社2週間後には海外で仕事させられた。慣れない英語でなんとかサバイバルしていかないといけなかった。
- 英語はできないと入った後しんどい
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- 技術
- さまざまな分野を知ってるほうがいい
- CPUの仕組みからソフトウェアデザインまで
- 表層的でない理解がもとめられる「なぜそうなのか?」
- 技術
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- 人に指示する力ではなく、自分で作れる力を重視
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- きれいなコードを素早く書けること。