100均のキッチンタイマーで使われている小型液晶を解析する(まずは分解と計測だけ)
100均で売ってるキッチンタイマーを分解して解析してみました。100円のデバイスの中に、ボタン電池、スイッチ、スピーカー、電池ボックスと、単独でも十分元の取れる電子部品の宝庫ではありますが、中でも気になるのが液晶です。
制御方法がわかれば、ArduinoやRaspberryPiにも使えそうです。
線を引き出すので割に合わなさそうですが、100円で調達できる超小型・低消費電力表示デバイスとしては面白いかも、ということでまずは基本動作の確認と液晶ドライブ方法の解析からスタートします。
最終的な制御方法のまとめなどは、追って掲載していきたいと思います。
目次
基本動作と解析の様子
小型のデジタルオシロ「Quimat 2.4"TFT デジタル オシロスコープ(組立完成品) 0-200KHz 5mV/Div-20V/Div感度 プローブ付き 9V DC オシロスコープ Q15001」を使って解析しました。
基本動作と解析の様子はこちらです。
100均のキッチンタイマーで使われている小型液晶を解析する(まずは分解と計測)
今回使ったキッチンタイマー
セリアで買ってきたキッチンタイマーです。
分解したら、薄型の圧電スピーカー、ボタン電池、水晶、スイッチなどで構成されています。電池ケース・3ボタンユニットとしても使いようがありますし、液晶以外の部品でも十分元がとれそうです。
制御波形をいくつか
このキッチンタイマーの場合、コモン電圧端子を+1.5Vと-1.5Vでパカパカして、各セグメントの表示を制御してるようです。続きは、今後解析していきます。
最後のは水晶の生クロックです。
参考にさせていただいたサイト
この難解な動作をまとめていただいているので、今後の解析で役立ちそうです。