評伝シャア・アズナブル
「認めたくないものだな。自分自身の、若さ故の過ちというものを」
これ、ハタチの若造が吐いた名言です。
その生き様にあこがれて、こんなこと言ってる人が周りにたくさんいたりします。
僕はちょっと後の世代になるので、生で初代ガンダムのアニメを観たわけではないですが、
その存在感はビリビリと感じてます。
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 (KCピ-ス)
- 作者: 皆川ゆか
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/07
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 99回
- この商品を含むブログ (123件) を見る
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス)
- 作者: 皆川ゆか
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/07
- メディア: 新書
- 購入: 5人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (90件) を見る
【評伝シャア・アズナブル】
「龍馬に学べ?いや、シャアでしょ」
というコピーにつられて読んでしまいました。
シャア・アズナブルの人物像を、すごく立派に解説してくれているのですが、、
うーん、無理に理由付けしたらダメみたいです。。
名セリフやその行動を分析すればするほど、面白く無い。
こういったセリフは、意味なんかよりも、「なんかカッコイイ」が重要だと思う。
シャア・アズナブルは、なんか意味解らんが深そうなこと言ってるからカッコイイ。
他の漫画を例に挙げると、「哭きの竜」の名セリフ『あんた、背中がすすけてるぜ』なんて意味不明だけどカッコイイ。
意味わからんけど、なんだか思慮深そうに見えるから、哭きの竜はカッコイイのである。
(こっちの方がわかりにくいか。。)
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ」
・・・意味なんていらない。カッコイイのである。
正直言うと読むほどのものじゃない。
とか言いながら全部読んじゃったわけですが、ガンダムの解説書としては充実してるんじゃないかな?ミノフスキー粒子とは何か、とか。
ガンダム、深いですねぇ。