レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

私にとって、読書とは？

• プロのエンジニアとして、常に最前線で勝負するための知識・情報習得手段
• ビジネスマンとして常識人であるための基礎知識，情報習得手段
• 文章能力，表現能力を吸収し、人間力を高めるための手段
• 精神的にバランスを崩した部分を補ってくれるサプリメントみたいな効果も
• 単純におもしろい

読書とは、それらを効率よく満たしてくれる、現時点において最適な習慣の一つと思ってます。

『レバレッジ・リーディング』

ビジネス書を中心に、年間400冊の本を読む筆者が、読書の重要性と効果を説き、「多読」をすすめてくれる本。

先ず、読書の動機付けの部分。

• 読書を投資と考える
• 「どんな投資よりも確実な投資は自己投資である」は常識
• 読書は最も効率のよい自己投資である。

すごく共感できたし、うまく表現していると思います。
全体で終始このテーマを持って解説されていて、目的が明確である。この本を読んで得られるこの本の最大の効果は、読書に対するモチベーションを高めてくれるところ。

あとは、実際に多読を実践するための方法を具体的に例示してくれている。

• 本の選び方
• 時間の作り方
• 多読のテクニック
• まとめかた、活用の方法

筆者のやりかたを細かく解説してくれたものです。参考になる部分も多いが、そのまま実践しにくいところもあるので、一つの例としてみるのがよさそうです。
一つ挙げるとすると、多読のテクニックで紹介されている、「カラーバス」の考え方はすごく参考になった。僕も無意識にやってたのかもしれないんだけど、意識してやるともっと効率よく読めそうです。

一点だけ、本書でおススメしてる書評の情報源が、少し胡散臭く感じてしまうのは何故だろう？
＃まぁいくつかRSSリーダーに登録してはみましたけど。。

読書の時間が取れないとか、楽しさを見出せないという人には是非読んでもらいたい。
すでに多読家な人にも、さらに読書の幅を広げるネタが満載でおすすめです。