フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

インターネット上のいろんな事象について、ある人々は、旧知(歴史)と照らし合わせながら、いろんな揶揄をして測ろうとする。しかし、この対談に触れた後は、そんな議論が非常に視野が狭いものと感じざるを得なくなる。

梅田望夫茂木健一郎。2人のビジョナリーがインターネットという新しい世界について、ひたすら語り合う内容。

インターネットは、旧世代の既得権を破壊し、爆発的に新しい価値を創造する可能性を秘めている。

『言語以来の革命』
『いままでと比べ物にならないインタラクションが人類を次のステージに連れて行く』
『1億人から3秒を集める』

このへんが、象徴的な言葉として僕の感性に響いた。
すべて、インターネットなら可能かもしれない。
こういった事象を、違和感無く理解し、行動の一部として取り込んだ世代が、新しい世界を築いていく。

非常に楽天的で、ネガティブな部分が見えてないとか批判はあるかもしれない。でも、未来はずっと想い続けることで実現する。オプティミストが成功する理由はそこにあると思った。

未来は明るいよ。きっと。


こうやって、インパクトのあったところ拾い出すとすごいこと書いてそうにみえますね。。
実際は、すごくわかりやすいお話です。特に、最後の章(おまけ)で、お二人が学生向けにお話してるところは、非常にやんわりした、ワクワクするお話にまとまってます。

読んだら希望あふれる未来に向けて、いろいろやりたくなる一冊。
おススメです。