匂いをかがれるかぐや姫
パソコンで文書作ってると、思わず笑っちゃうような変換ミスにはよく遭遇します。IMEもずいぶん賢くなったけど、まだまだあります、誤変換。
言葉の認識って難しいんでしょうねぇ。
で、漢字変換よりずっと難しくて面白いのが翻訳。
- 作者: 原倫太郎,原游
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: 単行本
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《匂いをかがれるかぐや姫〜日本昔話Remix〜》は、有名な日本昔話を、
原文(日本語)→英訳 →和訳
という手順で変換し、それで飛び出してくる変な物語を楽しもう!って本です。
20分もあれば読めますが、笑うポイントだらけ。
たとえば、一寸法師のある一場面。
【原文】
お姫様が小槌をふるたびに、背がずんずん伸びます。
たちまち一寸法師は立派な若者になりました。【英訳】
In the degree where the princess shakes the doller spinner, the back is extended rapidly. A little, law mentor became overnight a splendid young man.【和訳】
プリンセスがドルスピナーを揺する程度で、後部は急速に拡張されます。少量法律助言者はオーバーナイトで豪華な青年になりました。
「なんでこんな面白い文章になるんだろ?」ってたどってみると納得。
(自動英訳結果も付いてる。)
本の演出も派手で、不思議な変換後の文書を必死に図解してくれてるから、さらに笑える。
こんな機械的にできる文書で本出すとは!(しかも952円もした!!)でも、そのアイデアがすばらしいし、何より楽しいので、満足です!
「かぐや姫」
→As soon as it smelled, princess
→匂いをかがれるとすぐに、プリンセス
より、クライマックスの部分をご紹介。
【原文】
十五夜の日になりました。
突然空が真昼のように明るくなり、天人たちが車と共に降りてきます。
帝の家来たちは弓矢を構えようとしましたが、力が抜けて体が動きません。
「おじいさん、おばあさん、このご恩は一生忘れません。いつまでもお元気で、さようなら。」
「かぐや姫、行かないでおくれ。」
おじいさんの声がむなしく響きます。
かぐや姫を乗せた車は、月の光に吸い込まれるように消えていきました。
おしまい。【自動英訳→和訳後】
いっぱいにお尻を出してくださいの夜の1日になりました。
空は正午のように突然緩和し、そして素敵な生物は自動車で降りました。
皇帝のリテーナはお世辞と矢印をセットアップしようとしたのですが、ボディはパワーを失い移動しません。
「おじいちゃん、おばあちゃん、忘れないライフタイム、この好意。無期限にさようなら。エネルギッシュ。」
「行かないでそれを送ってください、それが匂いをかがれるとすぐに、プリンセス。」
おじいちゃんの声はナンセンスなように聞こえます。
それが匂いをかがれるとすぐに、プリンセスを配置する自動車はお尻のライトの中に吸われるために、消失しました。
終了。
・・・毎日、機械(PC)に振り回されて疲れている方、これ読んで、思い切りバカにしてやりましょう。(゚∀゚)