Developer 1.0 テーマディスカッション 2007
昨年、新入社員向けに実施したイベント「Developer 1.0」。
好評だったこともあり、今年もやりました!
研修中の新人さんに、先ずは一人前の技術者(Developer 1.0)として、どんなスキルを磨いていくのかを考えてもらうイベントです。
【進行手順】
- タイプ別にグループ分け
- マインドマップを使って、スキルの自己分析
- グループメンバー同士で、お互いのスキル(強み,弱み)を説明する。
- グループで「理想のエンジニア」とは何かを考える。
- 「理想のエンジニア」のグループ発表。いろんなタイプの「理想のエンジニア」がわかる。
- 各グループの「理想のエンジニア」を元に、再度、自分の強み・弱みを分析
- 自分にとっての「Developer1.0宣言」を作成する。
- 全員の前で、どんなエンジニアになるかを宣言する!
- ふりかえり(KPT)
新人さんは変な固定観念がなくて、考えが柔軟。
少しでも開発経験を持ってしまった私達が考えるより、ずっと面白い結果が出てきます。
今年も、いろんなタイプの「理想のエンジニア」が聴けました。
特におもしろかったもの:
・「ハートフル・エンジニア」
-ガッツ、好奇心、集中力。最も大切なのはハート。
-次に、ハートを駆動するためのフィジカルが重要。
フィジカルとは、体力,酒力,コミュ力。
-基本スキル(プログラミングスキルとか)は後からついてくる。
・「リーダー型エンジニア」
-幅広い知識
-根は優しくて力持ち。
-メンバーから一目置かれる。
-「信頼」が重要な要素である。
-残業なんてしないよ。
・「エキスパート型エンジニア」
-やはり「経験」が重要!
-幅広い専門知識(ソフトウェア)
-ハードウェア知識
-コミュニケーション能力
-笑顔
「ハートフル・エンジニア」なんかは、けっこう的を得てると思います。変化の激しい業界で生き残れる、強いエンジニアですね。
「エキスパート型エンジニア」の経験が重要ってのは、組み込み業界ではまさにその通りですが、新人さんがすでに気付いてるのに驚きです。
今年の新人さんは、割としっかりしたビジョンを描けてるように思います。
最後の「Developer1.0宣言」も笑いを取りにいく人もいれば、緊張しっぱなしで、見てるこっちがドキドキする人もいて、面白かったです。「現時点での目標は同期の○○君です。」とか、「喜びを共有する人は同期入社の仲間です。」って人が多かったのも印象的。お互いを尊敬しあってる雰囲気がすばらしい。
今年も新人指導員として、いろんなイベントやってきましたが、集まってやるイベントはとりあえず終了。2年続けてやらせてもらい、私にとっても学ぶところの多い、楽しい仕事でした。
新人のみなさまの活躍を期待してます!