名古屋アジャイル勉強会

名古屋アジャイル勉強会でPFのワークショップを担当させていただきました。

http://ProjectFacilitationProject.go2.jp/wiki/index.php?Nagoya-Agile-071212

これまで、アジャイルに興味はあってもセミナーを受ける機会とか情報交換する場が少ないという要望から開催したのが、今回の勉強会。企画した当初、どれぐらい参加者が集まるのか、どういった方が参加されるのか全然予想がつかなかったのですが、始まってみると30名以上の方が集まるという盛況ぶり。

人数もそうですが、イベントが始まってみると想像をはるかに超えるすごい盛り上がりでした。

はじめての開催ということで初対面の方がほとんどだったのですが、ワークでは非常に活発なディスカッションが行われていました。また、グループ発表の時には各グループの発表で2〜3つの質問が飛び交いました。
グループ発表の結果に対しても「こういう考え方もあるよ!」とか、「ウチの現場ではこんなことやってます!」みたいな非常に実践的な意見がたくさんあったのが印象的でした。

グループ発表でおもしろかったこと


「大掃除を30日までに終わらせる!」プロジェクト
  • ゴールの設定、合意までがスムース
  • 「ごほうび」をはじめとするプラクティスをたくさん編み出してた。
ベーカリープロジェクト
  • 「定時に帰る」をまじめに30分間考えてたのがおもしろい。
  • グループ発表の際に、「マネージャがタイムキーパーをやる」という事例が紹介された。このプロジェクトでは、マネージャが「定時まであと1時間半!」とか、カウントダウンしてメンバーに軽いプレッシャーを与えて仕事を進めてたそうです。
「庭」プロジェクト
  • 最近、自宅を購入した人が、20坪の庭をどのように活かすかを議論。
  • 「満足度を高める」という永遠のゴール設定に挑戦。PFをライフワークに当てはめてみるという、非常に深い結論。
「いい人材を採用し隊」
  • 努力、コネ、金という3つの観点から、プラクティスに落とし込むという生々しいアプローチ。
「名古屋アジャイル勉強会を発展させる」プロジェクト
  • コミュニティも一つのプロジェクトととらえて検討。
  • この盛り上がりをどう伝えるかを、PF的な視点で。

今回もらった気づき

アイスブレイクの効果が出やすい。

地域性かな?初めての場所だったので、入念に2段階アイスブレイクを用意しましたが、で十分盛り上がりました。グループワークやりやすい空気。

天然ファシリテータ率高い。

ディスカッションの会話を聞いていると、初対面の人との知識・認識の差を埋めるための問いかけを積極的にしている人が数人いた。

ホワイトボード、模造紙の使い方のうまい人が多かったように思う。

とくに、ホワイトボードに意見をバラバラと書いていたかと思うと、ポイントになるキーワードだけ大きい字や色がついたりして、結果的に見やすくまとまっているというテクニックを持ってる人がいた。

あまんにょさんによる「サンキューふりかえり」
  • 「○○さんのおかげで△△がわかりました、サンキュー!」というテンプレートで各自のふりかえりを共有。参加者も良かったことを捕らえられるし、やった側もうれしい感想をたくさんいただけてうれしいです。
笑顔

難しいテーマなのに、考えすぎる人がほとんどいなかったようで、とにかく楽しんでもらえました。

まとめ

1回目にして、これだけの成果が得られたのはすばらしいと思います。
今後の名古屋の盛り上がりに期待します!