FAJでプロジェクトファシリテーション体験講座

日本ファシリテーション協会(FAJ)の関西定例会で、プロジェクトファシリテーションの体験講座をやってきました。

今回、ファシリテーションの実践フレームワークとしてのプロジェクトファシリテーション(PF)を、4コマ漫画の製作という非常に創造的な作業をプロジェクトと見立てて、できるだけソフトウェア開発プロジェクトの現場に近い状況を参加者のみなさまに体験してもらいました。
PFP関西ワークショップ#9の4コマ漫画ワークと、ET-West2008で西さんがやったPFプラクティス体験ワークが参考になっています。)

はじめてエンジニア以外のみなさまに「ソフトウェア開発の現場」を体験してもらう機会だったのですが、わずか30分のイテレーションを3回繰り返し、プロジェクトの改善を続けるという非常にハードなワークにも関わらず、完成度の高い個性的な作品が出揃ったのは感動です。

みなさんのワークの進め方の工夫からも学ぶことが多かったですし、定例会ふりかえりの時間や、終了後の懇親会でたくさんのご意見やご提案、斬新なアイデアをいただきました。

  • 「アフラン・ミーティング」(アフター・ランチ・ミーティングの略。)
    • お昼休み後にも朝会を実施してリズムを創出する。
  • 「オレポス」(オレンジポストイットの略。)
    • 間違えた部分をオレンジ(目立つ)ポストイットで、修正したら、逆に個性的なポイントになった。修正を前向きに活かすアイデア創出法。
  • 「カジュ朝」
    • タスク(作業)確認は前日に済ませて、朝はカジュアルな場作りに徹する。
  • 「ニコカレ+α」
    • コメント付ニコカレ。


などなど、すぐに現場で使えそうな実践的なアイデアばかりです。
たくさんの気づきをいただきました。

FAJのみなさま、この度はすばらしい機会をいただきましてありがとうございました。