PFPワークショップ関西#19

PFP関西ワークショップ#19を開催しました。
今回のメインテーマは「議論を描く技術〜ファシリテーショングラフィック」。私は、ファシグラのワークショップ進行を担当させていただきました。

発表資料や、ワークショップのレポートはPFPのwikiにまとめました。

ここでは、今回のワークショップで個人的に学んだことをメモしておきます。

プロジェクトファシリテーション(PF)事例紹介

事例紹介は、山本さん(id:masaya-yama)の「卓上ニコカレ」。
PFで最もわかりやすい見える化のプラクティスである「にこにこカレンダー」だが、いざやってみようとすると、情報セキュリティ対策や他のメンバーへの説明など、意外と障壁が多い。
個人的にやるのは簡単。準備するのは、卓上カレンダーとシール(合計200円)でOK。
これを机に置いておくと、他のメンバーとの会話のきっかけにもなるらしく、ニコカレ本来の目的である、チームメンバーのコミュニケーション促進、自発的モチベーションマネジメントの役割もしっかり果たしている。
顔を書いたり、コメント欄を設けたり、休みの日は落書きされたりと、カスタマイズがいつでも、思いついたときに気軽にできるのが良いと思う。ニコカレは長期間やると、飽きてきて効果が薄れることもありま。今回、ご紹介いただいた卓上ニコカレは、日々変化させることができるので、継続が楽しくできそうに思えました。

ファシグラワークショップ

私にとっては、6回目のファシグラワークショップの進行担当です。
今回は、とても時間が少ない中でのワークでしたが、密度の濃い、充実したワークショップができたと思います。

PFPの参加者層のほとんどがエンジニアということが、やりやすい一つの要因でした。
課題意識や、望まれるスキルが見えやすいので、狙いを絞れました。特に、実践演習では、ディスカッションのテーマを選択性に。
時間短縮と、主題のファシグラ練習に集中してもらうためです。
用意したディスカッションテーマは、次の3つです。

  • 夏到来!エコで快適なエアコンの新機能
  • 残業規制でできた時間を活かせ!デキるアフターファイブのすごし方
  • 打倒GoogleYahoo!Japanの新サービス

で、結果がこちら。(代表例を3つほど。)



まとめ

今回のワークショップは1時間40分ほどで、ファシグラの基礎テクニックを一通り体験していただきました。
事前に書籍を読んでもらっている方も参加されていましたが、やはり実践してみて、ファシグラの効果がわかった!というお話をいただきました。
少しでも良いので、やってみることが大切ですね。
これを機会に、より現場で活用してもらえることを期待しています。