AgileJapan2009 Agile and Tps(パネルディスカッション)

パネルディスカッションのメモ。

メアリ

メアリが黒岩さんのプレゼンを聞いて思ったこと。
ほかの国からきたものをそのまま使うのではなく、自分で考えるということが重要と再認識。

黒岩さん

日本のソフトウェア以外のものづくりは世界ナンバー1。
ソフトウェア以外のものからもっと学ぶべきだ。
ソフトウェアベンダの中には、急にAgileAgileと言い出すところもあるが、もっと考えて自分のものにせよ。

学ぶ組織を作る方法論としては、どんな方法があるか。

  • システムを知ることは必要。しかし、トップダウンだけで伝えられない。現場に考えるきっかけを与えなければ、成長する組織はできない。(メアリー)
  • 「許可を得るな、謝罪せよ。」という言葉がある。やっちゃえ。ってこと。

アジャイルとプロトタイピングは何が違うのか。

  • メソドロジーなんか関係ない。表層的なことをやるから失敗する。本質を考える事が大切。(黒岩さん)
  • アジャイルはソフトウェアを育てる。フィードバックを繰り返しながら育てる。テストを活用する。プロトタイピングは、ドキュメントで形式知化する。アジャイルはテストでそのノウハウを蓄積する。ウォーターフォールで最後に一気にテストするのは、壮大なムダ。(トム・ポペンディーク)

ソフトウェアのような見えないものを、人間の力を生かしてよくするには?

見えるように努力しなければ、いつまでたっても見えない。(黒岩さん)
モデリングもその成果の一つ。

成果主義」が、Agileの推進を阻害するのではないか。

(個人の評価が目立たない?)

  • 品質の良いシステム,安定したシステム,スケーラビリティを持ったシステムを作るということろに価値をおくならば、成果主義じゃなくて、ほかの方法をとるべきだ。(メアリ)
  • 日本の多段下請け構造などが、Agileを阻害する大きな要因。それに立ち向かうためのひとつのきっかけにしたい。(平鍋さん)
    • ユーザーと一緒に変えていかなければならない。