100均の小型金属製クリームケースに超小型電子オルゴールを内蔵する
最近、小さい入れ物を見ると電子部品を入れてみたくなります。
コロナ前に100均(セリア)で見つけた小型金属製クリームケースに、超小型電子オルゴールを組み込んでみました。
作り方は以前の記事と同じなので、ここでは加工・実装過程を収めた写真を紹介します。
目次
こんなふうに動きます
こんなふうに動きます。
100均の小型金属製クリームケースに超小型電子オルゴールを内蔵する
加工・実装過程
今回、ケースに使った小型アルミケースは、100均(セリア)の化粧品コーナーに置いてありました。
「クリームケース」と書いてあるのでハンドクリームとかをちょっと入れて持ち運ぶ用途に使うのでしょうか。裏面の注意書きを読むとアルカリ性のものは入れないようにと書いてあるのでなかなか扱いが難しそうです。
電子工作の筐体としては、見た目も落ち着いてて良いですし、CR2032電池ケースがギリギリ入るサイズで小型の作品を入れる容器としてはいろいろ使えそうです。
中に入れる基板の作り方は以前の記事「超小型電子オルゴールの製作」を御覧ください。超小型電子オルゴール基板を、このクリームケースに組み込んでいきます。
前回の記事からの注意点としては、筐体がアルミなので、筐体接触部分は電極が触れないようにすることです。写真のように、筐体に触れる部分はユニバーサル基板か、電池ケース、スピーカーケースと、すべて絶縁物になっています。
なにか触れてしまう場合は絶縁テープなどを貼っておくと良いでしょう。
前回の基板につけていた直径5mmのLEDだと蓋に当たってが閉まらなくなってしまうため、直径3mmの小型LEDに変更しています。
うまく動作することを確認したら、蓋に穴を開けて、ボタンが押せるようにします。
透明ケースと違ってLEDの点灯が見えなくなるので、LEDが出るところにも小さな穴を開けています。あわせて、スピーカーの上に穴を開けておくことで、音量低下も防げます。
↑顔文字みたいな穴を開けました。
完成したのがこちらです。
ストラップホールとかを開けておくと、小さな電子アクセサリにもなりそうです。
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電子パーツの実装・作り方はこちらを御覧ください。
主要なパーツ一覧
最後に、今回の作品を作るのに使った主要なパーツリストです。
・三端子メロディIC
・圧電スピーカー
・タクトスイッチ
・ボタン電池ホルダー
・コイン電池
- ユニバーサル基板
- 抵抗
- LED