GitHub Arctic Code Vault Contributorになってました。
いま気づきましたがgithubで「Arctic Code Vault Contributor」のバッジもらえてました!私のコードを北極圏の永久凍土に1000年保管してもらえるそうです。
こちらのサイトでも紹介されていた取り組みのようです。
趣味で書いてるコードで完成度も低いですが、1000年後まで残してもらえるのは純粋に嬉しいですね。
日本酒の箱で自作するBluetoothワイヤレススピーカー(3つめ)
日本酒の空箱で作るワイヤレスBluetoothスピーカー、三作目。今回は秋月で安売りしてた500円のスピーカーユニットを使いました。当然、先週作ったほう(Panasonicのフルレンジスピーカー搭載)が良いスピーカーユニットを使ってるため音は良かったですが、今回のもクリアで悪くない音は出してくれます。
短いですが、動作の様子をYoutubeにあげています。
日本酒の箱で作ったアンプ内蔵ワイヤレスBluetoothスピーカー(その3)
作り方は前回と同じなので、こちらを御覧ください。
回路図はこちらです。
最後に、今回使った主要パーツリストをリストアップしておきます。
・スピーカー
・デジタルアンプ
・Bluetoothレシーバーモジュール
・TP4056充電モジュール
・絶縁型DCDCコンバーター
・DCDCコンバーター
・サークルカッター
・電動ドライバー
・18650リチウムイオンバッテリー
・18650リチウムイオンバッテリー用ホルダー
・LED
・抵抗
・ユニバーサル基板
・スモークカラーの塩ビ板
・スピーカーの脚
・Bluetoothレシーバー→アンプ接続用ケーブル
・内部配線用コネクタ
・ACアダプタコネクタ
・スピーカーケーブル
日本酒の箱で自作するBluetoothワイヤレススピーカー
日本酒の空き箱がいくつかあったので、Bluetooth接続して使えるワイヤレススピーカーを作っています。前回は100均で売ってる100円のモノラルスピーカー2つを使って格安のものを作りましたが、今回はちゃんとしたフルレンジスピーカーを使ってみました。バッテリーも搭載し、電源の無いところでもスマホと接続して大音量・高品質の音楽を楽しめます。
特殊な工程は無く、Amazonで比較的容易に入手できるパーツで構成しましたので、オリジナルスピーカーにチャレンジしたい方は是非参考にしていただければと思います。
目次
こんなふうに動きます&こんなふうに作ります
動作の概要と作り方のポイントをまとめた動画はこちらです。
基本的な手順はこの動画に納めていますが、ブログにはポイントになる回路の解説、必要なパーツの情報を記載しておきたいと思います。
主要構成パーツ
日本酒の空き箱(桐箱)と、Amazonなどで比較的容易に入手できるパーツで構成しました。
- Panasonicのフルレンジスピーカー(Amazonで1個900円ぐらい)
- Bluetoothレシーバー(Amazonで1個500円ぐらい)
- PAM8403アンプモジュール(Amazonで1個200円ぐらい)
それぞれのパーツへのリンクはブログの最後にまとめておきました。
日本酒の箱の加工
加工の様子はYoutubeビデオで紹介しています。今回使ったスピーカーは直径6.5cmです。丈夫な桐箱に綺麗な丸い穴を空けるのに細いドリルやカッターナイフでは厳しかったので、サークルカッターを使ってみました。
これを使えば分厚い木でも自由な丸い穴を空けることができます。
ただ、凄まじい音がするので、マンションの部屋で使う勇気がなく、人のいない河川敷で作業しました。
穴を開けて紙ヤスリで仕上げた結果がこちら。
サークルカッターがパワフルなので、木目に沿って豪快に剥がれてしまった箇所もあるので、クラフトカッターなどで予め丸い切れ目を入れておけばよかったなとあとで反省しています。また、ヤスリ仕上げも考慮して、もう少し小さい穴を開けておくべきだったと思います。いくつか反省点はありましたが、初めてにしてはわりと綺麗な穴が開けれました。
スピーカーをはめ込んだらこうなります。
あとは表面からボルト用の穴を用意し、固定すればOKです。
今回はラジカセっぽくするために、取っ手もつけてみました。
取っ手の部品はホームセンターで購入した引き出し用のパーツです。
ABS樹脂製で180円でした。
動画にて取り付けしていますが、日本酒の箱に直接ネジ止めすると強度の心配があったので、LED状態表示用のスモークカラーの分厚い塩ビ板を挟んで、日本酒の箱を貫通し、取っ手を取り付けています。これにより、取っ手を持ち上げたときのストレスが塩ビ板で分散されるので、かなり頑丈にできたと思います。
電源・Bluetoothモジュール回路
スピーカー上部には、LEDで状態表示を確認できる、スモークカラーの分厚い塩ビ板で作った窓を設置しています。ここに次のLEDが見えるよう、内部の基板レイアウトを考えました。ユニバーサル基板に、次のパーツのLED部がまっすぐ並ぶように配置しています。
- Bluetoothオーディオレシーバーモジュール
- TP4056充電モジュール
- 電源LED(緑色)
また、充電モジュールに接続するバッテリーや、電源端子、アンプ基板への電源ケーブル用のコネクタも実装します。
実装済み基板がこちら。
5VのACアダプタから入力された電源は、TP4056充電モジュールに接続します。
また、TP4056充電モジュールには、3.7V出力の18650リチウムイオンバッテリーを接続しました。
今回使用したPAM8403アンプモジュールと、Bluetoothオーディオレシーバーモジュールは共に5Vなので、電源の3.7Vから昇圧する必要があります。この2つのモジュールの構成は前回の100均スピーカー製作時と同じで、Bluetoothオーディオレシーバーモジュールのノイズ問題があります。このBluetoothオーディオレシーバーは、Bluetooth接続時にGNDラインにノイズが発生します。アンプと同じ電源ラインに接続してしまうと、アンプからこのノイズが増幅されてスピーカーから出力されてしまいます。この対策として、前回はバッテリーを2系統搭載し、電源OFF時すなわち充電時だけ電源ラインを共用するようにリレーで回路を組んでました。
今回は、このノイズ問題の解決方法もシンプルにしています。バッテリーは1つだけの搭載とし、アンプ用は素直に5Vに昇圧するためのDCDCコンバーターを用い、ノイズ源となるBluetoothオーディオレシーバー用の5V電源のみ、絶縁型DCDCコンバーター(MAU102)を使ってアンプとは分離した電源ラインを構成しています。
この結線方法も含めた回路図はgithubに公開しています。
アンプモジュール
アンプモジュールから、オーディオ入力用の端子、左右のスピーカー出力端子を引っ張り出しています。また、電源入力コネクタを用意し、電源ラインのコネクタから入ってきた直後に、ノイズ対策用の大型の電解コンデンサ(1000μF)をつけています。
まとめ
日本酒の空き箱と、Amazonで容易に調達できるパーツで本格的な音の出るワイヤレスBluetoothスピーカーを制作することができました。シンプルで使いやすく、バッテリーも5~6時間は余裕で持ち、実用性もあるスピーカーができたと思います。まだ日本酒の箱が1つあるので、スピーカーユニットを変えたり、デザインを変えて作ってみようと思います。
主なパーツ&工具リスト
最後に、今回の製作で使った主なパーツと工具をリストアップしておきます。
・スピーカー
・デジタルアンプ
・Bluetoothレシーバーモジュール
・TP4056充電モジュール
・絶縁型DCDCコンバーター
・DCDCコンバーター
・サークルカッター
・電動ドライバー
・18650リチウムイオンバッテリー
・18650リチウムイオンバッテリー用ホルダー
・LED
・抵抗
・ユニバーサル基板
・スモークカラーの塩ビ板
・スピーカーの脚
・Bluetoothレシーバー→アンプ接続用ケーブル
・内部配線用コネクタ
・ACアダプタコネクタ
・スピーカーケーブル
【バッテリー搭載版】ランエボのエンジンパーツを使った高輝度LED電気スタンドの製作
2020/7/24にランエボのエンジンパーツを利用してLED電気スタンドを製作しました。
今回、この電気スタンドにリチウムイオンバッテリーと充電モジュールを搭載し、12VのACアダプタを接続せず、どこにでも持ち歩いて使えるようにしました。
また、前回は12Vの専用のACアダプタが必要でしたが、USBコネクタから5Vで充電できるようになった(もちろん、充電しながらでも使用可能)ので、より便利になりました。
3.7Vのリチウムイオン電池から12Vを得るために、DCDCコンバーター「MT3608」も使用しています。バッテリー制御、12Vの照明制御が簡単に確かめられるデバイスとして、ご参考になればと思います。
動作概要と作り方の動画はこちらです。
【バッテリー搭載版】ランエボのエンジンパーツを使った高輝度LED電気スタンドの製作
最後に、このデバイスを制作するのに使った主要パーツをリストアップしておきます。
DCDCコンバーター「MT3608」で出力電圧を調整する
可変式・昇圧DCDCコンバーター「MT3608」について簡単にまとめます。
「MT3608」は、Amazonなどで安価に購入でき、入力電圧2V~24Vを5V~28V出力できる昇圧型DCDCコンバーターです。好きな電圧を自由に設定できるので重宝しそうです。
今回、3.7Vのリチウムイオンバッテリー出力を12Vに昇圧したかったので、入力電圧3.7Vを12Vに昇圧するための設定手順を例に動画を作りました。
動画視聴はこちら(Youtube)。
【5V~28V】DCDCコンバーター「MT3608」の出力電圧設定方法
それほどコツは無く簡単にできるのですが、出力電圧がうまく変わらない場合は、10回程度ぐるぐる回すと良いそうです。
利用を検討されている方は是非参考にしてみてください。
【Amazonダンボールチャレンジ】アンプ内蔵ダンボールスピーカーの製作
Amazonの「#ダンボールチャレンジ」ネタとして、アンプ内蔵ダンボールスピーカーを作ってみました。遊びで作る割にはちゃんとしたスピーカーを使ったためか、結構良い音が出てて普通に使えそうです。
パーツもすべてAmazonで揃いますので、手頃なアンプ内蔵スピーカーがほしい方は是非チャレンジしてみてください。
作成手順はすべてYoutubeの動画にまとめましたので、こちらを御覧ください。
前回作った、「100均パーツを使った大吟醸Bluetoothワイヤレススピーカーの製作 - mnishikawaのブログ」のアンプ・スピーカー部だけ切り出したようなものですので、簡単ですぐに作れます。バッテリー搭載のBluetoothワイヤレススピーカーが作りたい!という方は、こちらの記事を御覧ください。
今回使った主要パーツはこちらです。
100均パーツを使った大吟醸Bluetoothワイヤレススピーカーの製作
100均で売ってるスピーカー単体では、有線接続が必要なのはもちろん、プレイヤーよりもボリュームが下がってしまい、そのうえモノラルになってしまうちょっと残念な商品ですが、アンプに繋げば結構良い音を出してくれます。(前回の記事参照。)
今回、このモノラルスピーカー2つをAmazonで売ってる格安D級アンプに接続、されにBluetoothオーディオレシーバーと組み合わせてBluetoothワイヤレススピーカーを組み上げました。バッテリーと充電制御も内蔵しているので、どこにでも持ち運んでスマホとペアリングして音楽を楽しめます。
スピーカーの筐体には日本酒(大吟醸)が入っていた桐箱を加工して使用。安価な材料を組み合わせて、見た目もおしゃれで、機能性にも優れたBluetoothワイヤレススピーカーを自作することができました。
動作の様子や、主な製作手順についてはYoutubeに挙げましたのでそちらを御覧いただきたいのですが、こちらでは詳細な設計情報をまとめておきたいと思います。
目次
こんなふうに動きます&こんなふうに作ってます
1週間の製作工程をできるだけ録画してコンパクトにまとめてみました。
動作の様子や、主な製作手順についてはこちらの動画を御覧ください。
100均パーツを使った大吟醸Bluetoothワイヤレススピーカーの製作
100均スピーカーを大音量ステレオスピーカーにする
100均のスピーカーはそのまま使ったら元のプレイヤーよりも音声が小さくなり、モノラル化してしまい、さらに有線接続が必要な、ちょっと残念なものですが、アンプに繋いでステレオ化するとなかなかいい音を出してくれます。
基本的には、Amazonで1個160円ぐらいで売ってる安価なD級アンプをつなぐだけでOKです。こちらの主要パーツについては前回の記事を御覧ください。
回路図
回路図です。
詳細なPDFデータ、Fritzingデータはgithubに公開していますのでご自由にご利用ください。
以下、各モジュールの説明です。
Youtubeで概ねの加工手順は掲載したのですが、各モジュールの詳細には触れていないので、こちらでポイントをまとめました。
Bluetoothオーディオプレイヤーモジュールとの接続
3.7Vバッテリー電源から、DCDCコンバーターで5Vに昇圧した電源を供給しています。
今回使ったBluetoothオーディオプレイヤーモジュール(KKHMF 2個 Mini ブルートゥースデコーダボードMP3モジュール 無損車スピーカアンプ回路基板 Bluetooth 4.1をサポート 「国内配送」)が、Bluetooth接続後、電源ラインに盛大なノイズを出してきました。アンプモジュールと同じ電源ラインに接続してしまうと、本格的なノイズ対策回路がいりそうです。今回、100均スピーカーということでノイズ対策を真面目にやる気力が置きなかったので、電源分離をしています。Bluetoothオーディオプレイヤー用バッテリーを搭載し、そのバッテリーを5V昇圧して個別に使っています。バッテリーを2個に分けると、充電コネクタも2個用意するのはちょっとかっこ悪かったので、電源スイッチがOFF状態のときだけBluetoothオーディオプレイヤーモジュールとそのバッテリーラインにUSB充電コネクタに接続されるよう、リレーで制御しています。
それ以外の回路は、基本そのまま接続しています。
Bluetoothオーディオプレイヤーモジュールと電源LEDの状態が見えるようにする工夫
今回、木の筐体を作るので、LEDやスイッチを外に出すのに結構苦労しました。
LED状態を外から見えるようにするには、スモークのプラスチック板を裏側から見えるようにしています。
LEDが付いた基板を外向きに配置し、長めのボルト・ナットで貫通するように取り付けをしました。
木の箱に穴を空け、一回り大きいサイズのプラスチック板を用意します。
LED状態を見せたいBluetoothオーディオモジュールと電源LED基板を支えになるプラスチック版(写真は、100均の名刺入れを流用しました。丈夫で電気基板を固定するプレートとしてはちょうど良いです。)
基板と固定プレートに穴を空けて、ネジで固定します。
基板と表に見えるスモーク板を挟むようにしてボルトで固定します。
これを筐体の表面から見ると、こんな感じでいい感じに見えるようになります。
うっすら基板も見えてちょっとかっこいい感じになりました。
筐体裏側の充電モジュールも同じ方法でLEDが見えるようにしています。
表面実装LEDが多い基板を筐体に押し込むときには使えそうです。
アンプモジュール基板の製作
アンプモジュールから、オーディオ入力用の端子、左右のスピーカー出力端子を引っ張り出しています。また、電源入力コネクタを用意し、電源ラインのコネクタから入ってきた直後に、ノイズ対策用の大型の電解コンデンサ(1000μF)をつけています。
今回はジャンパ線をできるだけ使わないように配置しました。
主要パーツリスト
最後に、今回の作品の製作に必要な主要パーツをリストアップしておきます。