PFP関西ワークショップ#20をやりました。

11/23に、プロジェクトファシリテーションを推進する会(PFP)の、関西地区で20回目のワークショップを開催しました。

記念すべき20回目のイベントということもあり、プロジェクトファシリテーションの提唱者である平鍋健児さんの講演(100回記念!)をはじめ、
PFP関西を引っ張ってくれた前川さん、西さんの入門ワークショップ、
こしばさんの新ネタなど、まる一日、じっくりとプロジェクトファシリテーションについて考えるイベントを用意しました。

3連休の最終日にも関わらず、72名の方から申し込みをいただき、参加人数を見てもPFPで過去最大のワークショップでした。

オープニング

私もこの機会に、PFP関西の推進を手伝ってきたこれまでの活動を振り返り、「PFPの成り立ちと成果、エンジニアとコミュニティ」についてまとめてお話させていただきました。

2005年11月のPFP発足以来、「プロジェクトファシリテーション」をキーワードに、様々な議論が行われ、多くの事例や成果も得られました。
それらの成果を生み出しPFが進化できたのは、とても多くの「人」が、時間とアイデア、そして行動を続けてきたからです。
私のスライドの冒頭では、これまでのPFPの活動実績が築き上げてきた「数値」を順に紹介し、エンジニアが関わるコミュニティの可能性を確認するということに挑戦してみました。
参加者の方からも、これまでの活動の良いまとめになったなどのコメントをいただきましたし、私自身も一つのスライドにまとめてみたことで、今後の活動のさらなる励みになって本当によかったです。

平鍋さんの「プロジェクトファシリテーション」講演

平鍋さんのプレゼンはこれまで何度か見る機会があったのですが、これまでで一番パワフルなものに感じました。

平鍋さんのお話を時間一杯聴いてみるのも良いのですが、今回のイベントでは、お話をセッションの半分の時間にまとめていただき、残り半分は参加者とのディスカッションに充てました。
やってみると、会場からの質問がどんどん出てきて、予想以上に盛り上がりました。
プロジェクトファシリテーションを実践する時に、何から取り組んで、どういった点に注意すべきかといった、具体的なQ&Aから、実際の事例、
さらには、「仕事をする上で一番大事にしていることは何ですか?」という非常に深い質問に対する考えを話し合い、充実したディスカッションが行われました。

全体ふりかえり

全体ふりかえりでは、各セッションに参加した人たちをシャッフルして、気づきを共有し、最後に、グループごとに発表しました。
すべてのグループで、模造紙一面に、大量の書き込みがあったのが印象的でした。
参加者のみなさんにとっても、多くの気づきがあったことが実感できました。

まとめ

最初は、20回目ということでとにかく大き目の本格的なイベントを企画したのですが、
これを機会に、私自身にとって、3年間のプロジェクトファシリテーションに関する活動をまとめる良いふりかえりになりました。
さらに72名という、過去最高の参加者の方にも多くの気づきを得てもらったことで、これまで積み重ねてきた成果を、さらに多くの人に伝えることができました。
まさに、集大成であったと言えます。

こういった活動が続けば、必ずソフトウェア業界は良い方向に向かうはず。
今回のイベントが、参加者のみなさまを起点とした、一つの重要なステップになればと思います。

ありがとうございました!

関連リンク


以下、私が見つけた参加者のブログ(発見順)