AgileJapan2010:DAY2-ワークショップ2B「会議ダイエット『必要なルールは4つだけ』」
ゲーム『ぷよぷよ』『BAROQUE』等の企画を手がけた、ゲームデザイナーで映像学部教授の米光一成さんのセッション。
破壊的に面白かった。
テーマは「会議」にしているものの、米光さんの話や、「米光予言」に触れることで、衝撃を受けた参加者も多かったはず。ポスト・アジャイル、そして、さらにその先にも目線が行く、凄いディスカッションが行われました。
フリーに話が行われたこともあり、資料は公開されていませんが、セッションの後半に行われた米光さんと参加者とのディスカッション結果を貼っておきます。
会議とは
- 「今やられている会議は会議じゃない」
- 会議とは会って議すること。
- 「義」は、正しいことを行い議すること。つまりRule。
- 「言」は言葉。つまりWord。
- でも、いまの会議にルールは無いのではないか?
- そこで、ルールを決めて会議をしてみる。
- 会議は、次の4つだけで構成される
- 幻図 vision
- 相談 desire
- 宣言 I do
- 質問 question
- 会議のルール
- 会議はビジョンを共有しようとするメンバーのみ参加。
- 相談と宣言と質問だけを発すること。それ以外は不可。
- 質問は、宣言するための質問のみとする。
参加者はビジョンを共有し、自分がそのために出来ること(I do)を導くための質問をしなければならない。今回は、これを実際にやってみました。
数人でグループを作って、まず、1人が悩みを出す。
他の参加者は、その悩みに対して、実際、自分ができることを導くために、質問をしていく。そこに限定すると、かなり考えなければいけない。自分の出来ないことは発言できないので、かなり、課題を持っている人の立場になって考えることができました。