AgileJapan2010:DAY2-クロージングキーノート「新時代の開発プロセスに向けて」

ITを取り巻く環境

  • 将来的に、発展途上国は50億になる。
  • ITがこれから変えるし、社会を変える。
    • ITを通じて、社会をどう変えるかを考える必要がある。
  • トム・デマルコがIEEE Software誌で、過去のソフトウェア・メトリクス賛美を悔い改める。
    • 単純にメトリクスの評価軸でみるのはよくないのではないか。

ITをとりまく環境の激変

  • CPU、メモリ、記憶領域のコストが下がった。一番コスト高なのは人間
  • コンピュータの位置づけの変化。
    • 電子計算機から、Networkとリテラシーのコラボにより、グローバル社会の標準インフラに。
    • 人が、本質的な考える部分に集中できる。
  • 要求よりも前の部分の開発はまだまだ未開拓。

よいソフトウェアを作るには

  • アーキテクチャに着目しないと、いくらレビューやプロセス改善を繰り返してもよくならない。
  • ITSSITアーキテクトなどの区分をしてみたが、それぞれの役割に分類してしまうのではなく、コラボしながら進めなければいけない。
  • ITアジャイラーが全領域をかき回してほしい。

宮本常一民俗学者)の世間知

  • 実践知の視点
    • 新しいところに言ったら、必ず高いところへ登る
    • その土地の名物を食べる
  • モデリング・ソフトウェア分析・設計論を、高い丘に登って見直してみる。
    • 分割して解決する
    • 名前をつけて解決
    • 抽象化
    • 見える化
  • ソフトウェア開発の歴史も、問題解決の歴史と同じようにみれる。
  • 共同開発しやすい進化

上流から下流までの全体感を取り戻せ!

  • いそが「Ba」まわせ!
    • 反復開発でまわすのは、プロセスではなく場である。

優秀なSWエンジニアの基本資質

IBMのミルズ氏

  • スタミナ
  • 国語能力
  • ユーモア